「眺めのいい部屋」の冒頭で流れる曲です。
ビデオ時代から録画したものを持っていたのですが、
引越しを何度かしているうちに、紛失したのか、
誰かに貸したままなのか、所在不明になっていました。
が、とうとうDVDを購入いたしました。
映画自体はもちろん、流れる曲がみんな素敵ですが、
やはり始まりに流れるこの曲が一番です。
María Callas: O mio babbino caro マリア・カラス「私のお父さん」
プッチーニ作曲の歌劇「ジャンニ・スキッキ」から
María Callas: O mio babbino caro SUB
マリア・カラスは、特殊な存在でした。
彼女が現れるまでは、オペラ歌手はまぁ、ほとんどが太っていました。
恰幅のよさ、つまり太っていないと声量がないという固定観念を
覆しました。
スリムで美人、それでも他を凌ぐ声量・歌唱力を持つマリア・カラスは
他の追随を許さない存在でした。
同じように、恋愛暦も並みのレベルではありませんでしたが、
アーティストですからね、
ありとあらゆるものからInspireされるので、仕方ないですね。
ロンドンでのコンサートのフル映像はこれです。↓
:
「私のお父さん」O mio babbino caro
O! mio babbino caro, mi piace è bello, bello;
vo' andare in Porta Rossaa a comperar l'anello!
Sì, sì, ci voglio andare! E se l'amassi indarno,
andrei sul Ponte Vecchio, ma per buttarmi in Arno!
Mi struggo e mi tormento! O Dio , vorrei morir!...
Babbo, pietà, Babbo, pietà, pietà!
好きな人との結婚を父親に許してもらいたいという内容です。
娘はポルタ・ロッサという通りに指輪を買いに行きたいんですね。
この恋がかなわないなら、
アルノ川に飛び込んで死んでしまいたい、
なぁんていうロマンチック&情熱的なお話です。
やっぱり、イタリア
さすが、イタリア